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ピエール バルー
ピエール バルー

フランスの音楽家、俳優、映画監督、プロデューサー…(本人はインタビューで最初のパスポートの職業欄に散歩人と書いたと話していました)と幅広く活躍したピエール・バルーが平成28年12月28日に亡くなりました。82歳でした。

私はピエール・バルーはクロード・ルルーシュ監督の『男と女』のことくらいしか知らなかったのですがインターネットでプロフィールをみたり、テレビ番組をみてみると非常にポジティブな人で音楽活動を軸にいろいろな活動をしていた人だったことを知りました。

バルーは14歳のときにマルセル・カルネ監督&ジャック・プレヴェール脚本の『悪魔が夜来る』をみてプレヴェールの台詞に感銘を受けたそうです。この映画との出会いのエピソードはフランソワ・トリュフォーと相通じるものがあるように思います。
(プレヴェール脚本『火の接吻』で評判となったアヌーク・エーメとは『男と女』で共演し結婚しています(後に離婚)縁だったのかもしれません)
15歳のときにヒッチハイクで北欧、イスラエルなど放浪したり、バレーボールでフランスのナショナルチームに加入したりと早熟で文武両道に秀でた人だったのでしょう。
その後もブラジル音楽に傾倒しブラジルに渡ったり、ミレーユ・ダルクの映画などで知られているジョルジュ・ロートネルの映画のアシスタントを勤め、映画に俳優として出演したりもしています。このころフランシス・レイと知り合っています
舞台ではテネシー・ウィリアムズの『ガラスの動物園』で主人公で語り手のジムを演じているのですね。私はこの戯曲がとても好きなので嬉しいし親近感を覚えます
クロード・ルルーシュとはテレビ番組映画で知り合いとなり『女と拳銃』、『大いなる時』に出演しています。

『大いなる時』の失敗(ルルーシュが公開直後に自分が監督した最悪の作品として全て回収しています)のあとルルーシュがドーヴィルの海岸で子供と犬を連れて朝、砂浜を散歩していた女性をみて即興で思いついた物語を聞いてバルーはジャン=ルイ・トランティニャンを俳優として紹介したり、作曲家としてフランシス・レイを推薦したりとこの映画で大きな役割を果たしています。
(この話はBS-TBSの『SONG TO SOUL』の「男と女」で詳しく紹介されています。)
バルーがいなかったら『男と女』は全く違った映画になっていたと思います。

『男と女』の成功後、バルーはルルーシュの『パリのめぐり逢い』、『白い恋人たち』…の音楽に協力したり、自分が立ち上げた音楽レーベル「サラヴァ」を拠点にプロデューサー活動、作詞・作曲、世界中でコンサートを開いたり映画をつくったりしています。
また私はみたことがないのですがヌーヴェルヴァーグの監督の一人として知られるジャック・ロジエの映画に出演したりと俳優としても活躍しています

また日本にも縁があり1982年に初来日して日本の音楽家とも交流があり、日本人女性と結婚しています
高倉健主演の『海へSee You』のテーマ曲を歌ったりしています(観ましたが覚えていませんでした)
その後も何度も来日しています。BSーTBSの『SONG TO SOUL』の「男と女」の特集では2014年の12月に渋谷でサラヴァのコンサートを開き「男と女」を日本人の女性歌手とデュエットするピエール・バルーの姿が映し出されていました

『SONG TO SOUL』のインタビューで彼は「人との出会いが道をつくってきた。これが人生だしこれからも続くと思う。今を生きているので、過去の事は消し去っていく、ただ今までの人生では好きな事ができて全てのことに満足していている。恵まれた人生だったと思う」と語っています。今思うと彼の遺言のようにも思えます。

「音と女」は製作されて50年以上が経ちましたが製作50周年だった昨年はデジタルリマスター版が劇場公開さたり、ピエール・バルーが『男と女』の製作の過程で引き合わせたルルーシュ&レイの新作『アンアとアントワーヌ愛の前奏曲』も日本で公開されています。
ウィキペディアでは彼の肩書きの一つとして<才能発見者>と記載してありますが映画『男と女』そのテーマ曲『男と女』は才能発見者ピエール・バルーがみつけた才能を結びつけて完成させた最高傑作だったのかもしれません。
映画も音楽もこれからも残っていくと思います

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