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追悼 ミシェル・モルガン
追悼 ミシェル・モルガン

2016年12月20日にフランスの女優 ミシェル・モルガンが亡くなりました。96歳でした。

12月29日に長崎文化放送で長崎出身で2016年8月4日に亡くなった文化勲章受章の画家松尾敏男さんの特別番組が放送されました。
私は仕事中でたまたまテレビをつけていたのですが松尾さんはミシェル・モルガン像を描かれていてその話題も出ていました。(実際にモデルとして依頼して描かれているようでした。ネットで調べてみると1999年の作品のようです。70歳過ぎのモルガンの肖像画になるのかもしれません)
松尾敏男さんは1926年生まれなので私の勝手な想像ですが若い頃にフランス映画をみておられミシェル・モルガンがお好きだったのかもしれません。
ずいぶん昔ですが先代の三遊亭円楽さんがゲストでラジオで映画と映画音楽について話をされる番組がありましたがフランス映画の話が出てミシェル・モルガンの名前が出ていたと記憶しています。
私はミシェル・モルガンの映画は数本しか観ていなくて公開当時のことはわかりませんが日本でも人気があったフランスを代表する女優さんの一人ではないかと思います。

目がとても印象的な女優さんです。
観たことはないのですが『想い出の瞳』(1943年)という映画もありますし彼女が1977年に発表した自伝の題名もフランスの原題名が同じかどうかわかりませんが『想い出の瞳』と山田宏一さんの『新編 美女と犯罪』(ワイズ出版)のなかで紹介されています。 『ジャン・ギャバン』(アンドレ・ブリニュラン著 時事通信社)という本の中では『君はその瞳で』と紹介されています。
(『ジャン・ギャバン』の表紙は『霧の波止場』の映画の窓越しにギャバンとモルガンの2人が映る有名なシーンが本の表紙になっています)

ジャン・ギャバンとは『霧の波止場』(1938)、『珊瑚礁』(1938)、『曳き船』(1940)、『愛情の瞬間』(1952)の4本で共演しています(私は『霧の波止場』しかみていません)
今年のお正月に『霧の波止場』を久しぶりに観てみましたがやはりミッシェル・モルガンの代表作でありまたジャン・ギャバンの代表作だと思います。人生につまずき逃亡しそこで運命の女性と出会う。また人生を歩み始めようとするけれど運命の女性が忘れられずまた引き返してしまう…という『望郷』と並ぶギャバンらしい世界が展開されていきます。
そして18歳の彼女は美しく、シャネルの衣装だそうですがレインコートとか白黒ですが今観ても素晴らしいと思います。
『天井桟敷の人々』や『夜の門』(主題歌「枯葉」)などの監督マルセル・カルネ、脚本ジャック・プレヴェールのコンビの代表作にもなると思います。

ギャバン同様、フランス映画を代表する俳優、ジェラール・フィリップとも『狂熱の孤独』(1953)と『夜の騎士道』(1955)で共演しています。『狂熱の孤独』はみていませんが『夜の騎士道』はみています。
『悪魔の美しさ』、『夜ごとの美女』とジェラール・フィリップはこの時期にクレールの映画に続けて出演していてこの作品が最後の作品になります。クレールとしては軽い感じの映画ですが好きな映画です。 カラー映画でミシェル・モルガンは白黒映画とは違う魅力がありまた35歳の円熟した美しさがありました。


少し前の映画でイギリス映画になりますが『落ちた偶像』(1948)も好きな映画です。
『第三の男』と同じ原作・脚本グレアム・グリーン、監督キャロル・リードのコンビの映画で私がミシェル・モルガンではじめて観た映画になります。。
子役の男の子が抜群に上手で素晴らしくてその印象がすごく強い映画です。少年の善意の嘘がかえって少年にとって大好きで慕っていた執事を追いつめ窮地に追い込む…という原作・脚本『第三の男』の前年につくられた映画でモルガンは執事の愛人役でした。緊迫感があり面白い映画でした。

映画館では観ていませんがリアルタイムでは『みんな元気』(1990)を観ています。
映画を観たときは全くわからなくて後でミシェル・モルガンだったと知りました。『東京物語』や『舞踏会の手帳』を思い出させる内容・構成となっています
『ニュー・シネマ・パラダイス』や『マレーナ』のジョゼッペ・トルナトーレ作品でマルチェロ・マストヤンニがいつもですが素晴らしくてミシェル・モルガンも列車の中で登場し印象的でした。勝手な推測ですがトルナトーレは往年のモルガンの映画とか好きだったのkもしれません。

私は以上の4本しか観ていません。ミシェル・モルガンはヌーヴェルヴァーグの前に活躍した女優のイメージがあります。
ジャン・ドラノワ監督の映画によく出演していて前述した『想い出の瞳』、『愛情の瞬間』の他にも『田園交響楽』、『妄執の影』(愛の迷路)とか出演しています。みんな観てみたい映画ですが特に『妄執の影』は原作がウィリアム・アイリッシュの短編なので昔から観てみたい映画の一つです。ヌーヴェルヴァーグの影響もあるかと思いますがジャン・ドラノワは忘れられている人だと思います。ジョルジュ・シムノン原作のンメグレの映画もつくっているしいろいろと観てみたい監督さんの一人です
監督でみてみるとまだ1本も観たことがないジャン・グレミヨン監督のギャバン主演の『曳き船』も観てみたい映画です。
グレミヨンはこの作品も含め最近、DVDが数本発売されているようです。
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の『わが父わが子』とかもあるし知らない映画が多いですが他の作品もいろいろ観てみたい映画があります。

ダニエル・ダリューはまだ健在ですがまた一人、往年のフランス映画界を代表する大女優さんが亡くなりました。
残念で悲しく思います。 ご冥福をお祈りいたします。




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