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『野いちご』
『野いちご』

7月1日(金)にスウェーデン映画『野いちご』(1957)がNHK衛星で放送されます
医学部の老教授が名誉博士号の授与式に向かう一日が現在と、回想・夢が交錯しながら描かれる…
この映画を観たのは随分、昔になります、
映画は当たり前ですが、観る年齢・環境、自分のそのときの状況などで印象・理解度が変わってくると思いますがこの『野いちご』は観た当時は正直もう一つピンとこなくて、あまりわかっていなかったと思います。。
主人公ほどは私はまだ年を取っていませんが今度、観直してみると当時とは違う印象になるかもしれませんし以前よりは映画に近づくことができるかもしれません。
小津安二郎監督の映画も、昔より今のほうが心にしみます。『乱』(1985)も今一度観なおすと違う印象になるかもしれませんね。

ベルイマンのことはこのブログに何か書いたと思うのですがよく覚えていません。
最初に観たのがイングリット・バーグマン主演の『秋のソナタ』(1978)でした。
スウェーデンを代表する映画監督と大女優の初顔合わせが当時、話題になったと思います。
この映画はバーグマンの遺作となってしまいました。
ベルイマンもその後、大作『ファニーとアレクサンデル』(1982)がありますがもうあまり映画は撮らなくなり舞台の方に活動を移してしまいました。
私はベルイマンの映画は最近は全く観ていなくて昔、『ファニーとアレクサンデル』、『ある結婚の風景』(1974)、『リハーサルの後で』(1984)、『野いちご』、『冬の光』(1962)…とか数えるほどしかみていません。
ベルイマンには〈冬の映画〉と〈夏の映画〉があるといわれますが初期の頃の作品に多い〈夏の映画)を私はあまり観たことはありません。
難しく厳しい映画が多いと言われている〈冬の映画〉に比べると〈夏の映画〉は未公開作も多いのですがユーモアもありわかりやす世界のようですので機会があれば観てみたいですね

ベルイマンの映画の魅力の一つにベルイマンファミリーといってもいい常連の俳優さんたちが出演することにあると思います。
今回は女優さんではイングリット・チューリン、ビビ・アンデルセンが出ています。

男優さんで注目したいのは二人。
一人はこの映画を観たときは主演の老医師を演じたのがヴィクトル・シェストレム。
シェストレイムはスウェーデン映画の父と呼ばれサイレント時代に多くの名作を残したスウェーデンを代表する映画監督・俳優になるそうです。
1923年には渡米し数本の映画を監督して1930年に帰国、トーキーの初期に監督業は引退しその後は舞台に活躍の場を移していたようですが後年は映画界で後進の育成を担うような仕事もしていたそうです

監督作品ではスウェーデンで撮った『霊魂の不滅』(1920年)とアメリカで撮った『風』(1928年)は特にみてみたいです
『霊魂の不滅』は以前、NHKで放送され私も好きだった『ニルスのふしぎな旅』の原作者セルマ・ラーゲルレーブの原作『幻の馬車)が原作だそうで本で素晴らしいと書いてあり一度観てみたい映画になります。シェストレイムはラーゲルレーブ原作で『故郷の土』(1926)も映画化しています
『霊魂の不滅』は後にジュリアン・デュヴィヴィエが1939年にルイ・ジューヴェ、ピエール・フレネー主演で再映画化『幻の馬車』しています。デュヴィヴィエが好調な時代の映画なのですがDVDなども発売されていないようであまり評判もよくないようで『幻の映画』となっています。、
アメリカ時代の『風』はリリアン・ギッシュ主演の映画で傑作として有名です。ギッシュとは『真紅の文字』(1926)ででもコンビを組んでいます。
シェストレムはベルイマンの映画には『歓喜に向かって』(1950)にも出演しています。そして『野いちご』への出演が最後の作品になっています。

そして登場人物の一人としてマックス・フォン・シドーも出演しています。
ハリウッドやヨーロッパの数多くの映画に出演しているスウェーデンを代表する俳優さんですね。
私は未見なのですが昨年のスターウォーズの新作『フォースの覚醒』にも出演していますし007やエクソシスト、アルプスの少女ハイジ(おじいさん役)などいろいろな映画に出演する名優さんです。
28歳の若々しい彼の姿がみれることも楽しみです。

衛星放送でも2000年以降似製作された作品が放送されることが増えて私がよく観ていた70年代~90年代の映画が放送されることは減ってきていると思います。
まして1950年代以前の作品はあまり放送されませんし、今回のベルイマンの映画では彼の映画のなかで一番有名な映画の一本だと思うのでこの放送は貴重だと思います。
ベルイマンの映画はトリュフォーやゴダールなどヌーヴェルヴァーグの監督やキューブリック、そして現在も活躍するウディ・アレンをはじめ多くの映画人に影響を与えています。
亡くなって(2007年でした)10年以上経ちましたが評価は変わっていないと思いますし、こうして代表作が放送されることは嬉しいです。
未公開作もありますし多くの作品がまた上映・放送・DVD化されると良いですね。




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