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『亡命者たちのハリウッド 』(作文社 吉田広明著)

ブログで以前、紹介した3月に福岡に行った際に購入した2冊の本の内の一冊が吉田広明さんの「亡命者たちのハリウッド」(作文社)です。まだ第一部を読んでいる段階ですがこの本は面白いです。
第一部ではナチスドイツから亡命した映画監督フリッツ・ラングとダグラス・サークそしてロバート・シオドマクを中心に構成されています。亡命がそれぞれの映画監督にどのような影響を与えているかが詳細に記述されています。各監督の全ての作品解説やフィルモグラフィーとかあれば完璧かな…とは思うのですがこの本はそれが主題ではないのでそこまで求めるのは無理ですね。
前々からとても関心があった三人ですがそれぞれ詳細に語られていて知らないことがたくさん載っていてとにかく興味深いし素晴らしいと思います。
ラングのことはキネマ旬報の「ドイツ映画史」と「傷だらけの映画史(中公文庫)他で、サークのことは「傷だらけの映画史」他で知っているくらいですからドイツ時代、フランス時代、ハリウッド時代そして帰国した西ドイツ時代のことなど詳細に分析、語られており二人の相違点、共通点など触れられていて「成る程、成る程」と唸ってしまいます。
そしてシオドマクの映画は殆んど観た事がなく大好きなウールリッチ原作の「幻の女」やヘミングウェイの「殺人者」そして「暗い鏡」「らせん階段」など観てみたい映画がいっぱいあるサスペンスの名手として知られている監督ですが私が知っている限りあまり知られてないし語られていないのではないでしょうか?
ドイツ時代、フランス時代、帰国後の西ドイツ時代は勿論ですがハリウッド時代の作品も観ることはなかなか困難ですし書物などでもあまり触れられいないように思います。
シオドマクについてはかなり詳細に書いてあり本当に画期的な内容と思います。
以前書いたかもしれませんがこのブログでできればシオドマクとウィリアム・ディターレやウィリー・フォルストとかフィルモグラフィーか何か作ることができたら…と考えていたので嬉しかったです
「傷だらけの映画史」と梅本洋一さんのもう一つの『亡命者たちのハリウッド」も失くしてしまったのでもう一度在庫があれば是非購入して読んでみようと思っています。

第ニ部では赤狩りによるハリウッドからの亡命ということでエドワード・ドミトリクとジョセフ・ロージーそしてジョン・ベリーとサイ・エンドフィールドが取り上げられています。ベリーとエンドフィールドは全く知りません。とても楽しみにしています。
第三部では共産圏・東欧からの亡命でミロス・フォアマンとロマン・ポランスキーが語られています。この二人はリアルタイムで観た映画も多いですしとても興味深いです

4830円と高額ですが興味がある方には内容が詰まっていて読み応えのある何回でも読みたくなる本だと思います
吉田さんの「B級ノワール論」もフライシャーとかアンソニー・マンが取り上げられているようで読みたくなりました。

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