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都市伝説になっていた路面電車の延伸計画(長崎電気軌道)
都市伝説になっていた路面電車の延伸計画(長崎電気軌道)

長崎放送の朝の地域情報番組『あっぷる』は(安井アナの卒業もありましたが)新たなメンバーも加わり4月からリニューアルされています。
新しいコーナーとして長崎の様々な都市伝説が紹介されるという面白い企画が始まりました!
稲佐山にまつわる興味深い?都市伝説も検証されましたが今回は路面電車(長崎電気軌道)に関する都市伝説が話題になりました。

「長崎電気軌道」は1914年に設立された長崎市の中心部を走る路面電車を運営する民間事業者になります。
料金が120円と安く市内の中心部に点在する有名な観光スポットや商業施設、主な官庁街などに行く時も利用しやすい交通機関になります。
長崎はバスも料金が安くて本数や路線も多くてとても便利なのですがやはり市外者が利用するのは路面電車が一番使いやすく身近な存在ではないかと思います。
2009年に120円に運賃が値上げされましたが観光客はもちろんですが地元の人も買い物、通勤通学などに幅広く利用されていて利用者は今も多いです。(1日乗車券は500円のままです)

今回、番組で取り上げられたのは「赤迫電停」からの北部への延伸計画についてでした。
「赤迫」は赤迫支線の終点にあたり市街地の北部に位置していてマンションなどが立ち並ぶ住宅地になります。
またすぐ近くには住吉などの商業地区もあります。
そして赤迫より延伸計画のあったより北部、国道206号線沿線にも商業地や住宅が広がっています。

まず番組ではこの赤迫から更に北部にある「滑石」、「時津」、「長与」の住民の方に路面電車が延伸するという噂を聞いたことがあるかをインタビューしていました。
何人の方にインタビューしたかはわからなかったのですが時津と長与の住民の方はほとんど知らなくて滑石の住民はほぼ知っているという結果になりました。
(滑石では兄弟が路面電車延伸に話を聞いて滑石で土地を買った!という人もいました)
このアンケート結果を持って大橋町の電気軌道の本社に番組レギュラーの大倉アナとレポーターの荒木さんが取材に訪れました。


取材に対応された「長崎電気軌道」の方が話されましたが昭和48年から3つの地区のなかで「滑石」までは延伸計画がありそして平成22年の長崎市の都市交通審査会でその計画が断念されたことが発表されていたそうです。

番組のなかでは「滑石」まで坂道なので電車の運行が大変なのではないかという話も出ていましたが技術的には問題なく赤迫地区周辺でマンションが増えたりして沿線地区の用地獲得や道路の拡幅などが難しくなったこと、単線では設置できるかもしれないがそれでは採算が取れないことを理由として挙げられていました。

私はこの「赤迫電停」からの「滑石」までの延伸計画の話は知っていましたが平成22年に正式に文書としてこの計画が断念したという記録が残っていたことは知らなくてちょっとショックでした。
私は『全国鉄道事情大研究ー九州篇2-』(川島令三著・草思社)という本を持っているのですがそのなかで長崎電気軌道についてもかなり詳細に分析してあります。
この延伸計画についても川島さんの予想が書いてあり私も出来るのではないかと思っていたのでとても残念です。
(私が持っている本は2007年発行なので10年前の本になります。また同じ川島さんの「新線鉄道計画徹底ガイド・西日本篇」(山海堂).にも詳しく載っています。私が持っている本は更に古い2001年発行になりますが…)

本のなかで松ヶ枝への延伸も触れられていましたがこれも断念されました。また立体交差化事業に伴う長崎駅前広場への将来的な乗り入れも断念されました。
長崎市ともっと連携してもっと早く具体的に動き出していればこれらの計画も含め延伸計画もひょっとしたら出来ていたかも…と思うと残念ですね。
BRTに変更となりましたが福岡市での西鉄のLRT構想や地下鉄2号線と西鉄貝塚線との乗り入れ、熊本電鉄の藤崎宮駅と市内の路面電車との直結なども巨大な財政負担などいろいろ問題があり難しかったのでしょうがもっと行政の方が主導的に動いていれば違った結果になっていたかも…と思ったりします。

番組では現在も路面電車の日など年に数回現役で走っている長崎電気軌道が所有している日本で一番古い160形の電車が6月10日(路面電車の日)に運行すること、160形では昔からの運賃箱が使われて両替の際は以前のようにお釣りが薬袋に入っていること。
また廃止されていた『花電車』も操業100周年を記念して8月復活を目指して車両の改造が進んでいることなど楽しい話題が紹介されました。

インタビューを受けていた滑石の方が居酒屋でときどき、路面電車の延伸の話題が出ると語られていました。
他にも路面電車の想い出などが番組内で紹介されたしました。
小城出身で今年の4月から長崎に住み今回、レポートされた荒木さんが「長崎市民には路面電車は本当に身近な存在なのだろうな…」と話されていたのが印象的でした。
また番組の中で塚田アナが「出来れば夢・希望として伝説のまま終わって欲しかった…」とも言われていましたね。
私もお二人の意見とも、とても共感できました。



延伸計画とは別に「赤迫電停」ではホームの延長工事など利用者の利便性向上のための改良も行われたりしています。
これからも利用者のために様々な企画やダイヤ、改良工事などを積極的に進めて欲しいです。
また長崎市やバス会社とも協力してより身近で利用しやすい交通機関・路面電車になってほしいと思います。

次の『あっぷる』の都市伝説の話もどんな話か楽しみ!です。
また『長崎電気軌道』もいつか新しい、伝説でない延伸の話がでてくればいいなあ…と思います。




*『オヒの殿堂』を参考にさせていただきました
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