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観光列車 『旅人ーたびとー』
観光列車 『旅人ーたびとー』(西日本鉄道)

天神経済新聞によりますと西鉄で西鉄・天神駅より大宰府駅行きの観光列車・急行『旅人ーたびとー』の運行を3月22日より開始するそうです。
列車名は大宰府天満宮宮司の西高辻さんが命名されたそうで天神を出発して薬院、大橋、春日原、下大利、西鉄二日市、五条、そして終点の大宰府と二日市での乗り換え無しの直行運行になるようです。

3500万円をかけて車両には大宰府天満宮や大宰府にある《九州国立博物館》、大宰府とも関連の深い近くの《宝満山》、西鉄も出資している《だざいふ遊園地》などが描いてある列車を導入、車内には大宰府の観光パンフレットや物産品の展示、記念スタンプ台の設置などが行われるようです。

平日は3本、土日祝日は5本、大宰府に直行する急行として運行され、天神を9時46分に出発する1便を『旅人ーたびとー』として運行する予定だそうです。
今後は、記念乗車券やオリジナルグッズ製作も予定しているそうです。

これは本当に嬉しいです。
以前から大好きな西鉄や松浦鉄道など第三セクターなどでも観光列車などが走らないかな…と思っていたので単純に嬉しいです。
もちろんJR九州の豪華列車などとは比較できないでしょうが西鉄には大宰府、柳川など観光地なども沿線にあるのでこれからもいろいろ楽しい列車や企画とか考えて欲しいです

そして名称が『旅人ーたびとー』というのが嬉しいです。
おそらくこの名前は《たびびと》と大宰府政庁に大宰師として大宰府に赴任した《大伴旅人》のことも考えて名づけてあるのでしょう。
大宰府というと太宰府天満宮、大宰府天満宮というと菅原道真というイメージがまず思い浮かびます。(あとは梅が枝餅!)

ただ大宰府は考えてみますと九州国立博物館が造られたことでわかるように古代より九州の要として政庁が置かれており中央政府より要人が赴任したり、道真のように左遷されたりと多くの人物が訪れており、九州の行政の中心地として機能してきました。
また南北朝時代には菊池氏・阿蘇氏など南朝軍を擁する懐良親王が大宰府を拠点に一時期、九州を席巻したり…と歴史の表舞台にもたびたび登場します
大宰府は歴史の街です。

私は大伴氏に関心がありこのブログに大伴氏のことを書くつもりで《伴保平》という人物だけ書いたことがあります。
(その後は時間がなかったり私の力量では難しかったりして断念しています。)
大伴家の中では大伴旅人は有名な人物ですが普段はあまりスポットが当たらないと思います。
そんな彼にちなんだ名前が列車に名付けられたのはとても嬉しいです。

大伴旅人は万葉集の編纂に関与した言われている大伴家持の父として、また旅人自身も万葉集の歌人の一人として有名だと思います。
大宰府赴任中には筑前守として大宰府に赴任していた有名な山上憶良たちと筑紫歌壇を形成したりしていたようです。

旅人は赴任中に妻を亡くしておりその悲しみを詠んだ歌や好きだったお酒のことを歌ったりと人間的な一面を窺い知ることができるそうです。
ただ政治的には藤原氏と距離をとっており高齢での赴任は左遷ではないかもしれませんが中央政府から遠ざけられた一面もあるのかもしれません


息子である大伴家持もまた父に従い幼少期を大宰府で過ごしています。
そして成人してからは彼も政争に巻き込まれ一時期、中央政界より遠ざけられ薩摩守を経て太宰小弐になって30年振りくらいに大宰府で過ごしています。
ただ彼は父と違い、赴任した頃は既に歌わぬ人になっていました。


家持は青年期の頃、5年余り越中守を任じられ富山で過ごして223首の歌を詠んでいます。
高岡では現在、第三セクターの鉄道会社『万葉線株式会社』(旧加越能鉄道)の路面電車が運行されています。
私は高岡は行ったことはありませんが鉄道に万葉線という名前が付いており、家持の足跡が街のなかに数多く残っているのかもしれません。
また歴史遺産を今回の西鉄同様、観光資源として生かしているのかもしれません。
高岡は一度訪れたい街になります。
西鉄と万葉線株式会社で何か交流などできないもかなあ…と勝手に思ったりします。


また大宰府の西、佐賀県の唐津に行きますと唐津湾、唐津市街地、虹の松原などを一望できる『鏡山》という観光地があります。
この鏡山は別名『領巾振山(ひれふりやま)』と呼ばれその名前の由来となった松浦作用姫の伝説があります。
(内田康夫の浅見光彦シリーズの『作用姫伝説殺人事件』のモチーフとなっています)

鏡山の山頂から最愛の人であった任那・百済を救援するため朝鮮に派遣された《大伴狭手彦》の船を〔そでにつけていた領巾を振りながら〕見送ったことからこの別名で呼ばれているそうです。
狭手彦は作用姫同様伝説に彩られた人ですが実在の人物で旅人、家持親子より200年ほど前の大伴氏の一族になります。
大伴氏は古代からの氏族であり他にも全国に伝説、実際の足跡が数多く残っているのかもしれません


大宰府というとまた梅も思い浮かびます。列車の運行が始まる3月22日は梅の見ごろは終わっているかもしれませんが観光列車として『たびと号』が話題を呼び、春を運んでくれればいいなあと思います
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