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東京国立博物館・特別展「和様の書」~御堂関白記・続報~
読売新聞の6月29日分に東京国立博物館平成館の特別展示室にて7月13日~9月8日に開催される特別展『和様の書』に出展されるため京都市の陽明文庫にて世界記憶遺産に登録された「御堂関白記」や後鳥羽上皇の「熊野懐紙」など所蔵品14件の点検・梱包作業が行われたことが紹介されていました。

「和様の書」というのは「日本風の書」のことで中国からもたらされた書法を日本風に発展させた「書」になります。今回の150点の出品中約80件が国宝に指定されているそうです。150件のなかには藤原道長の自筆の書である「御堂関白記」の他、戦国時代を代表する織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の自筆の書や伊達政宗の書も展示してあるそうで「書」にあまりなじみのない私などにも興味をひかれるものになっているようです。

東京国立博物館のホームページの案内文を中心に書いてみますと…

日本の書は『書聖』と呼ばれた「王義之」(303年~361年)など中国の影響を受けた発展してきたそうです。
遣唐使の廃止などもあり平安時代中期になると日本独自の文化が発展してきて書においても筆致に丸み・柔らかさなど日本的な要素が加わったそうです。

平安中期に有名な三蹟(小野道風・藤原佐理・藤原行成)が登場。
貫禄のある艶麗な小野東風、鋭敏さ華麗な藤原左理、東風を私淑していて二人の長所を生かし均整の取れた美しい優雅な藤原行成。この3人により和様書が完成したそうです。
日本独自の仮名文字の登場・発展も大きいようです
その三人の書も公開されます。

三蹟の一人で、前回紹介しました「権記」の著者だある藤原行成の子孫は朝廷のなかで入木道(書道)を家業・家学として一定の地位を保ち書流の一つである世尊寺流として長年、書の世界をリードしてきました。
日本の書流の始まりといわれています。
和様書の完成以降は仮名文字と漢字を組み合わせた調和のとれた日本独特の「書」が発展していったようです。行成以降の世尊寺流の書も公開されています。
世尊寺流は初代、行成から17代目の世尊寺行季の死(1529年)によって断絶したそうです。
また藤原行成の「権記」は残念ながら自筆は現存していません

室町・安土桃山時代は主だった動きはなかったようですが江戸時代になると画家や陶芸家としても著名な本阿弥光悦(1558~1637年)などが登場して登場してダイナミックな書が生まれて、それ以降は「御家流」といわれる実用の書が一般に普及していくそうです。
現代の私たちの書に繋がっていくようです。

出展される中には「土佐日記」で有名な紀貫之などの書も展示されます
文字には書いた人の性格が出るとか言われますが道長、貫之など平安時代の貴族や信長、秀吉、家康、政宗など私たちにも馴染み深い戦国の武将たちの人となりに思いを馳せることが出来るかもしれません。

また平成23年に発見された藤原良相(よしみ)の邸宅跡から出土した土器に国内最古級の仮名が書かれていたそうでそれも展示されるそうです。良相は伴善男が失脚した応天門の変の中の登場人物の一人になります。
他にも日本を代表する能書の作品や和様の書で装飾された工芸品全、四代手鑑(国宝指定・筆跡のアルバム)など興味深いものが出展されるようです。

正直、私は「書」のことは全く知りませんでした。ほんのほんの少しですがこの文を書くにあたり調べることができ「書」の奥の深さ、日本文化の一端に触れることができきました。

今回は「御堂関白記」の登録もあり、私のように今まで関心のなかった人たちにも今回の公開は注目されるのではないでしょうか?
戦国時代の武将の自筆をみることができますし「書」を通じて日本の歴史を別の角度でみたり、考えたりする機会が出来るような気がします。前倒しの公開も考えているようです。行くことはできませんが興味深い特別展だと思います。

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