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YOKROバスの続報
YOKROバスの続報

先日、当ブログでとりあげました「YOKAROバス」について「YOKAROバス」のホームページ、読売新聞地方版(10月22日)で新しい情報が掲載されました。

YOKAROバスは10月11日より資金繰りの悪化等により平戸ー博多間を除く7路線が運休と発表されていました。
会社の発表では私的整理による経営再建を目指し、3ヶ月を目途に休止している運行を再開したいとされていましたが今回の発表ではやはり債権者との調整が難しいようで、方針が変更され営業の一部が従業員組合「YOKAROバスユニオン」に4000万円で譲渡されることになったようです。

よくわからないことが多いのですが現在運行中の平戸ー松浦ー博多間はこれまでの「YOKROバス」が引き続き運行するようです。他にも貸切バス事業なども継続するようです。

現在、運休している7路線を今回設立された「YOKAROバスユニオン」が再開を目指して新たな再建計画を建てるようで3万2000人の会員も引き継ぐそうです。
負債総額が3億5000万円あるようですがその4分の1程度を新しい「YOKAROユニオン」が引き継ぐようです

新しく設立された「YOKAROバスユニオン」も「YOKAROバス」も負債を抱えての厳しい出発になります。
ただ従業員組合で新しい組織を立ち上げて出発することになったのは
1、バスの運行だけではない膨大な負債を出してしまった経営陣に対する社員の不満
2、負債が圧縮されればある程度バスの運行で再建できる目途がある
4、引き継ぐ負債もある程度、返済の目途が立っている
3、会員による再開の要望が多いこと
などなどいろいろあるのではないかと勝手にですが推測します。

再建する際は7路線の沿線の自治体、住民の声を是非、反映していただきたいです
競合する路線は是非、その路線を運行している運行会社と話し合い調整していただきたいです
関係する沿線の自治体や観光協会などは補助金などは難しいでしょうがポスターがあればポスターを貼ったり時刻表の掲示、自治体の広報に掲載など…再開された際には少しでもバックアップしていただきたいです

従来から「YOKAROバス」も難しいでしょうが債権者との話し合いを円滑に解決させて平戸のバス会社として、地元の足として再出発してもらいたいです


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『こども病院』への乗り入れ開始(西鉄バス)
『こども病院』への乗り入れ開始(西鉄バス)

西鉄のホームページによりますと11月1日よりアイランドシティの福岡市立こども病院への路線バスの乗り入れが開始されます

4路線予定されているようです
○JRと西鉄の共同駅になる一番の最寄の駅『千早』との間の路線
千早駅~こども病院『所要時間15分)~香椎照葉三丁目
平日45本 土曜日28本、日祝日28本
○博多方面からの路線が2路線で都市高速経由と国道3号線経由があるようです
板付七丁目~博多駅~(国道3号線)~こども病院(所要時間55分)~香椎照葉三丁目
板付七丁目~博多駅~(都市高速)~こども病院(所要時間35分)~香椎照葉三丁目
平日34本 土曜日30本 日祝日26本
○天神方面からの路線  起終点が大濠公園から藤崎になり藤崎・西新から直接乗り換え無しで行けるようになるようです
藤崎~大濠公園~天神~蔵本~(都市高速)~こども病院(藤崎から50分、天神から30分)~香椎照葉三丁目
平日45本 土曜日33本 日祝日31本

新こども病院はベット数も194床→233床、延床面積16500平方メートル→28411平方メートル、駐車台数も168台→300台と旧病院に比べると大きく充実しています。
6階建てで屋上にはヘリポートも設置されるようです。
小児科専門の高度な医療ができる中核病院としてなくてはならない病院です
また何かと問題があったアイランドシティの街づくり、発展の大きな力になると思います
車を利用される方が多いかもしれませんが今回の4路線のこども病院への乗り入れもあり、また本数もある程度、確保されているので『こども病院』や『アイランドシティ』に住んでいる人・働いている人のバス利用が促進されるといいな…と思います。
まず難しいでしょうがアイランドシティへの鉄道線への計画も実現すればよいですが…
福岡は絶えず変貌している街ですがこれからアイランドシティも少しずつ変わっていくかもしれません


闇の中の女(レディ・イン・ザ・ダーク)~クルト・ワイル~
闇の中の女(レディ・イン・ザ・ダーク)

ウィリアム・アイリッシュのミステリーのような題名ですがクルト・ワイルが作曲を担当しているブロードウェイのミュージカルになります。
作詞はアイラ・ガーシュインで作詞家として有名な人です。
『ラプソディ・イン・ブルー』、『ボギーとべス』などで有名な作曲家ジョージ・ガーシュインのお兄さんになります。
作詞アイラ&作曲ジョージのコンビは『アイ・ガット・リズム』、『スワンダフル』、『ファニー・フェイス』…数々の名曲がありミュージカル映画他でもおなじみです。
アイラ・ガーシュインはジョージ・ガーシュインの死後はワイルやジェローム・カーン、ハロルド・アーレンなどの有名な作曲家と作品をつくっています


この作品の脚本はモス・ハートになります。
モス・ハートは劇作家・脚本家・演出家としてブロードウェイやハリウッドでも活躍しています。
『ブロードウェイミュージカル』(ヤマハ出版)によりますとモス・ハートは最初はミュージカルではない普通のストーレートプレイの劇を考えていて主演をキャサリン・コーネルに考えていたそうですがワイルとガーシュインが参加することになりミュージカル化と大幅に変更され主演もガートルード・ローレンスに変更になったそうです。

ガートルード・ローレンスはブロードウェイミュージカルの女優さんとして有名です。
私は名前だけ知っている女優さんになります。
彼女の伝記映画が『サウンド・オブ・ミュージック』(1959年初演・1965年映画化)のロバート・ワイズ監督、ジュリー・アンドリュース主演のコンビの『スター!』(1968年)になります。(私は未見ですがあまり評判はよくないようです)
『サウンド・オブ・ミュージック』が好きなものとしてはとても気になる映画ですが…

ガートルードは『アンナとシャム王』の原作・映画(1946年・ジョン・クロムウェル監督、アイリーン・ダン、レックス・ハリスン主演)を読み、観て自分が主役になる題材と確信してコール・ポーターにまず打診して断られそしてリチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン2世に頼み込んでミュージカル化に漕ぎ着けています。
ガートルード・ローレンスがミュージカル『王様と私』(1951年初演・映画化1956年)誕生の立役者になります。
ただアンナを演じたローレンスが病気のため、初演から1年半あまり経った1952年に亡くなったこと。
そして王様に抜擢されたユル・ブリナーがその強烈な個性で、映画にも出演していることもあり『王様と私』というと映画も舞台もユル・ブリナー!というイメージがあります。
なお映画ではデボラ・カーがアンナ役を演じています

《闇の中の女》
作曲 クルト・ワイル
作詞 アイラ・ガーシュイン
脚本 モス・ハート
製作 サム・H・ハリス
演出 ハサード・ショート モス・ハート
振付 アルバーティナ・ラッシュ
出演 ガートルード・ローレンス ヴィクター・マチュア→ウィラード・パーカー ダニー・ケイ→エリック・ブラザーソン マクドナルド・カーリー→ウォルター・コイ バート・ライテル→ポール・マグラス イバリン・ワイコフ マーガレット・デイル ロン・フィールド 
曲名 『人生は一人きり』(One Life to Live) 『その時の少女』(Girl of the Moment) 『これは新しい』(This Is New) 『純粋なる喜びの王女』(The Princess of Pure Delight) 『私の船』(My Ship) 『ジェニー』(Jenny) 『チャイコフスキー』(Tschaikowsky)
アルヴィン劇場(ニューヨーク) 1941年初演 467回公演

なおこの作品も映画化されています
1944年の『レディ・イン・ザ・ダーク)』は監督がミッチェル・ライぜン。
そしてジンジャーロジャースとレイ・ミランド主演で映画化されています
この映画は日本未公開ですがアカデミー賞の美術賞にノミネートされています。
受賞はヘンリー・キング監督の『ウィルソン』(ヘンリー・キング監督・日本未公開)です
アメリカ28代大統領ウッドロウ・ウィルソンを描いたカラー映画のようです。
知りませんでしたがその頃はアカsデミー美術賞はモノクロ部門とカラー部門に分かれていたようでモノクロ部門は有名な『ガス燈』(ジョージ・キューカー監督)が受賞しています。
面白いことに同じミッチェル・ライゼン監督の『淑女と拳骨』がモノクロ作品でノミネートされています
(ミッチェル・ライゼン監督の作品は観たことがなのですが興味を惹かれる監督さんです。取り上げることができれば…と思っています。)

挿入曲でおそらく一番、有名な曲は『私の船』(マイ・ショップ)でアイラとワイル二人の代表作の一つになるそうです
精神分析をを主題としたこのミュージカルのなかで主人公の女性雑誌編集長が抱える心の悩みを解く鍵となる曲だったようですが理由はわかりませんが映画のなかではジンジャー・ロジャースが一節口ずさむ場面だけでしか使われなかったようです。
『スター!』のなかではジュリー・アンドリュースが歌っているようです。

挿入曲『ジェニー』(ジェニーの伝説)も有名だそうです。
また『チャイコフスキー』(チャイコフスキーとその他のロシア人)は50人のロシアの音楽家の名前が歌われるそうで初演の際はダニー・ケイがものすごい早口で1分足らずで歌い上げ話題になったそうです。
この後、彼はコメディアンとして有名になったそうです

映画『レディ・イン・ザ・ダーク』の音楽はロバート・E・ドーランが担当していてクルト・ワイルは直接、関与していないようです


『早岐駅』新駅舎の完成
『早岐駅』の新駅舎完成(JR早岐駅)

10月12日の読売新聞によりますとJRの新駅舎と線路の東西を結ぶ連絡通路が完成して10月11日に佐世保市長も出席して記念式典が開かれたそうです。

連絡通路は幅3メートル、長さが55メートルでこれまでの西側と新しく設けられた東側を自由に行き来できエレベーターや自電車も利用できるスロープも設置されていて自由通路と直結する形で新駅舎は橋上駅になっているそうです。

早岐駅は長崎駅にこれまであった長崎車両センターの機能を移管する工事が続いていましたが今年の春に完成して車両基地等の機能が強化・整備されましたがそれに引き続き新駅舎の完成や東西の連絡通路開通により駅としての機能も強化されたことになります。

これまで多くの側線など線路によって分断されていた早岐の中心部の行き来が自由通路の開通により便利になると思います。
これから人の流れも大きく変わっていくかもしれません
なお以前ブログでも紹介しました県内最古の木造駅舎だった旧駅舎は今年度中に取り壊しになるそうです。
今月27日までは旧駅舎を振り返る写真展が開かれているそうです
時間があれば新駅舎と旧駅舎を見に行ってみたいと思います。

バスも早岐中心部は西海橋、有田、早岐駅方面への分岐点である『田子の浦』、路線バスの発着点である『早岐支所前(シルバーボウル前)』と『早岐駅前』と重要なバス停留所がありますが東口も出来たこともあり路線の再編成などもあるかもしれません



路線バスの行き先表示(方向幕)に番号表示(佐世保市営バス・西肥バス)
路線バスの行き先表示(方向幕)に番号表示(佐世保市営バス・西肥バス)

10月1日より佐世保市営バス、西肥バス共通で行き先表示番号のバスへの掲載が始まりました
アルファベットと数字を組み合わせて表示されています
例えばAだったら1~3に分かれていて
Aは佐世保駅前行きでA1は佐世保駅前行き(市営・西肥)でA2は快速の佐世保駅前行き(市営)、A3は半急行の佐世保駅前行き(西肥)となります。 A2はパールシーからの快速に、A3は平戸桟橋からのバスになります

Bは佐世保の前畑・大黒・天神・沖新方面になり市営バスのみの運行になります。
行き先経由地で分類されていて例えば以前バス停で紹介した「東浜町」へのバスは天神経由と沖新経由がありますがB1が天神経由の東浜行き、B2が天神2丁目経由の東浜行き、B22が沖新経由の東浜行きとなっています

相浦桟橋行きは松浦町から日野を経由する便と大野を経由する便に別れ相浦地区で合流するという殆ど別路線ということもあり日野経由はM4に、大野経由はU1というように分かれます。


日頃、利用している佐世保市民や佐世保近辺の人には今のところあまり関係ない番号表示かと思いますが観光客など佐世保の地名にあまりなじみのない方には便利な表示になるのではと思います。
今日から台風の影響で強風が吹き荒れるなか長崎国体がはじまり全国からたくさんの人々が長崎県を訪れています。
国体に関係する人には早速この番号表示は役にたっているかもしれません。
福岡市内のように行き先表示がないとバスに乗るのが難しい大都市ではありませんが佐世保市内のバスはわかりにくいとききます。今回の番号表示がバスを利用する人々の利便性向上につながり、利用者が増えるとよいと思います


YOKAROバス 平戸ー福岡線以外の路線運休へ…
YOKAROバス 平戸ー福岡線以外の路線運休へ…

九州内で会員制の高速路線バスを運行していま「YOKAROバスが10月11日より平戸ー福岡線を除く路線で3ヶ月を目安に運休することをホームページで発表しました

YOKAROバスは平戸ー福岡間(松浦・伊万里経由)を皮切りに竹田ー福岡(九重・小国・黒川温泉・久住経由)、臼杵ー福岡(湯布院・大分光吉・辻経由)、阿蘇ー福岡(山鹿・菊池・大浦経由)、佐世保ー福岡(嬉野・有田経由)、高千穂ー福岡(高森・熊本空港・グランメッセ熊本経由)、小浜温泉ー福岡(諫早・長崎空港経由)と8路線を運行していました。

私は個人的にはこのバスは
・年会費4000円で載り放題という会員制のシステムで採算がとれるのか?
・採算をとるためには会員数を増やさないといけないけれど会員を増やすと乗車できなくなる人が増えてその対策はどうするのか?
・折り返し時間の短さなどダイヤの過密さ・車両の古さなど安全性の問題
・当初は高速バスの路線がない地域での運行を理念として言われていましが既存の高速バスと重複する路線も出て来てどうなのかなあ…など懐疑的に思うことも多々ありました

ただ関越道での高速ツアーバス事故などによりこれまでの高速バスと高速ツアーバスが一本化され新高速路線バスのシステムが出来た際、どうなるのか注目されていましたこのYOKAROバスも認可されました。
年間7000円と値上げにはなりましたが(根拠はありませんが感覚的に)経営的にプラスになり、既存の高速バスが運行している路線でも既存のバスと釣り合いがとれる金額では…と思っていました。
またYOKAROバスの出発点である平戸ー福岡間が元々は平戸観光協会が観光誘致など地域振興を考えて運行を開始したように小浜や竹田や菊池など直通の福岡への定期高速路線バスがない地域では大切な交通手段になっていたはずです。
最近は他のバス同様、頑張ってもらいたい!と思っていました
また長崎空港、熊本空港と福岡を結ぶ路線などもありどういう人が利用するのかなど興味もありました。
時間があれば8路線全部、乗ってみたいと思っていました


路線も増え、高速路線バスとして認可され順調と思われていたYOKAROバスでしたが今年の1月に運行は継続されましたが私的整理により経営再建が発表されていました。
どうなるか…と思っていましたが今月2日に高千穂線の運休発表後、11日に今回の発表となりました
YOKAROバスのブログによりますと前経営者から引き継いだ億単位の負債のため運行が出来なくなったとのことで軌道に乗り次第、3ヶ月を目安に順次再開していきたいとのことです。

正直、3ヵ月後に運行が出来るのか、これまで通りの運賃などで運行できるのかなどまだよくわかりません。
佐世保ー熊本間の運行休止など既存のバス会社も含め高速バスも厳しい時代となっています。
高速バスは地域の路線バスと違い補助金などによる支援は無理でしょうが観光客の誘致など地域の振興としては一翼を担う存在だとは思いますので自治体や観光協会など地域もいろいろな方法で高速路線バスをサポートしてもらいたいです
(各停便などは地元の生活路線としても考えらると思います)
厳しい道のりかもしれませんがこれからも頑張っていただきたいと思います。
これからも注目していきたいです。



ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とビージーズの映画
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とビージーズの映画

来週の衛星放送では洋画だけでも日曜日に『小さな恋のメロディ』、火曜日に『天国の門』、水曜日に『ツイスター』、金曜日には『七年目の浮気』、『恋におちたシェイクスピア』…など好きな映画が放送されます。なかでも『小さな恋のメロディ』と『七年目の浮気』は大好きな映画で懐かしく観てみたいです。
両方とも映画の内容も素晴らしいですが音楽も印象的で忘れらないです

『小さな恋のメロディ』では「若葉のころ」「イン・ザ・・モーニング」「メロディ・フェア」など全篇でビージーズの素敵なメロディが流れます。リアルタイムでは観ていませんが「水曜ロードショー」とかでテレビ放送でみて夢中になりました。
放送があるたびに観た映画です。
トレイシー・ハイド、マーク・レスター、ジャック・ワイルド(亡くなってしまって残念です)みんな良かったです
私達の世代やその前後の人は大好きな映画、大切な映画として音楽と共に記憶している方もきっと多いのでは…と思います。

「七年目の浮気」は「お熱いのがお好き」のワイルダーとモンローのコンビの作品です。
マリリン・モンローの《可愛らしさ》という魅力が全開している点ではこの映画が一番ではないかと思います。
この映画では今ブログで取り上げています(若干、脱線気味ですが)「旅愁」でも使われたラフマニノフのピアノ協奏曲が実に効果的に使われ作品を盛り上げます
中年男の浮気の妄想を描いた作品で原作は舞台劇なのですが舞台でもラフマニノフのこの曲が演奏されたのかどうかはわかりませんが監督のワイルダーが同じドイツ出身のディターレの「旅愁」や特に不倫を描いた恋愛映画の大傑作『逢びき』に触発されて映画のなかで使ったのではないかと思います。

リーンの「逢びき」はずいぶん昔に一度観ただけですが忘れられない映画です
デヴィッド・リーンはリアルタイムで観る事が出来た『インドへの道』や『戦場にかける橋』、『アラビアのロレンス』、『ドクトルジバコ』(この映画は亡くなった妻とDVDを一緒に観て論争?になった忘れられない映画です)などスケールの大きい傑作を撮る大監督のイメージがありますが(実際そうだとも思いますが)この『逢びき』とか『旅情』とか揺れ動く女性の心理をきめ細かく描いた恋愛映画の名手でもありました。
そして『逢びき』は白黒映画時代の代表作として、『旅情』はイギリス時代と後の大作時代との橋渡しの作品としてリーンの要になる映画だと思います
他にもディケンズ原作の『オリヴァ・ツイスト』や『大いなる遺産』も見事な映画ですし『ホブソンの婿選び』も面白い映画でした。観ていない映画がたくさんあり残念です。
キャロル・リード監督やエメリック・プレスバーガー&マイケル・パウエル監督などとともにいろいろ観てみたい!観直して見たい!と思わせるイギリス映画を代表する監督さんだと思います
フィギアスケートとか『のだめカンタビーレ』でも使われたりしてました。
でもこの曲をきくとやはり全篇でこの第二番のみが流れていた『逢びき』が思い浮かびます。
この映画のためにつくられた曲のようでした。

時間的には難しいでしょうが『逢びき』、『旅愁』、『七年目の浮気』と〈ラフマニノフピアノ協奏曲第二番つながり〉でもう一度、年代順に観直してみたいですね。3本とも素敵な映画です…
『逢びき』(1945年・イギリス)
監督デヴィッド・リーン 製作ノエル・カワード、アンソニー・ハヴロック=アラン、ロナルド・ニーム 原作ノエル・カワード 脚本ノエル・カワード、アンソニー・ハヴロック=アラン、デヴィッド・リーン、ロナルド・ニーム、 撮影ロバート・クラスター 音楽ミュア・マシースン 出演セリア・ジョンソン、トレヴァー・ハワード、スタンリー・ホロウェイ、ジョイス・ケアリー、アルフィー・バス
『旅愁』(1950年・アメリカ)
監督ウィリアム・ディターレ 製作ハル・B・ウォリス 原作フリッツ・ロッター 脚本ロバート・ソーレン 撮影チャールズ・B・ラング ヴィクター・ミルナー 音楽ヴィクター・ヤング 出演ジョセフ・コットン ジョーン・フォンティン ジェシカ・タンディ フランソワーズ・ロゼー ロバート・アーサー ジミー・ライドン
『七年目の浮気』(1955年・アメリカ)
監督ビリー・ワイルダー 製作チャールズ・K・フェルドマン ビリー・ワイルダー 原作ジョージ・アクセルロッド 脚本ジョージ・アクセルロッド ビリー・ワイルダー 撮影ミルトン・クラスナー 音楽アルフレッドニューマン 出演トム・イーウェル マリリン・モンロー イヴリン・キース ソニー・タフツ ロバート・ストラウス オスカー・ホモルカ キャロリン・ジョーンズ 


『星空に消えて』 (ロスト・イン・ザ・スターズ)
『星空に消えて』 (LOST IN THE STARS)

『ニッカボッカーホリディ』の他にクルト・ワイルとマクスウェル・アンダーソンのコンビはブロードウェイミュージカルにもう一つ作品を残しています。(他にもコンビを組んだ作品があるかもしれません)
1949年の『星空に消えて』(ロスト・イン・ザ・スター)になります
クルト・ワイルは翌1950年に亡くなったためこの作品が彼の遺作になりました

原作 『叫べ いとしき国よ』(アラン・ペイトン著)
作曲 クルト・ワイル
作詞・脚本 マクスウェル・アンダーソン
演出 ルーベン・マムーリアン
出演 トッド・ダンカン、レズリー・バンクス、ウォレン・コールマン、イネズ・マシューズ、ジュリアン・メイフィールド、フランク・ローン、ジーラ・ガイズ、ハーバート・コールマン
曲名 「イクホポの山並み」(The Hills of Ixipo)
    「何千マイルも」(Thousands of miles)
   「 ヨハネスバーグ行きの列車」(Train to Johannesburg)
   「 灰色の小屋」(The Little Grey House) 
    「トラブル・マン」(Trouble Man) 
    「星空に消えて…」(Lost in the Stars)
    「どうか元気で」(Stay Well)
   「叫べ いとしき国よ」(Cry,the Beloved Country)
   「大きなモグラ」(Big Mole)
    「渡り鳥」(A Bird of Passage)
ミュージック・ボックス劇場 1949年初演 273回公演



南アフリカを舞台に主人公の黒人牧師、強盗に加わり誤って白人を殺してしまった牧師の息子、息子を殺された白人の父の物語が描かれているようです。
ワイルは「人種問題を人間の問題としてとらえたかった。われわれの住む世界に確かに存在しているこの悲劇は、白人も黒人も、金持ちも貧乏人も、若者も年寄りも、すべての人にとって悲劇なのだ」と述べています
詳しい内容はわかりませんが渡米後の第一作と思われる『ジョニージョンソン』は反戦ミュージカルのようですし『ニッカボッカーホリディ』も、当時の社会に対する批判・批評を織り込んだ作品でした

『ブロードウェイミュージカル』のなかでクルト・ワイルが《ブロードェイの演劇界に最も尊敬を集め影響を与えた作曲家の一人》と紹介されているのはその旋律だけでなくドイツ時代から遺作まで一貫して作品のなかで社会の矛盾や批評を取り上げ描いてきたからかもしれません。

なお『星空に消えて』は1972年にブロードウェイで再演されています。
また1974年には舞台で再演の際に黒人牧師を演じたブロック・ピータースを主人公に映画化されています
監督はダニエル・マンそして共演がメルバ・ムーアのようです。

初演の際演出を手がけたルーベン・マムーリアンは舞台演出でも足跡を残しているようですが映画監督としても知られています
私はグレタ・ガルボ主演の『クリスチナ女王』。そしてそのガルボが出演した『ニノチカ』をミュージカル化した『絹の靴下』を観ています。どちらも良かったと思います。

*前回の『ニッカボッカーホリディ』同様『ブロードウェイミュージカル』(スタンリー・グリーン著・ヤマハ出版) をかなりの部分参考にしています
『ニッカーボッカーホリディ』
『ニッカーボッカーホリディ』 (KNICKERBOCKER HOLIDAY)

映画『旅愁』のなかで「セプテンバーソング」はまずオープニングタイトルでラフマニノフのピアノ協奏曲と組み合わせて流れます。
そして主人公二人が立ち寄るナポリのレストランで第二次世界大戦で戦死したアメリカの兵隊さんが残していった古いレコードの中の一つとして紹介されヒロインのジョーン・フォンテーンがお気に入りの曲とジョセフ・コットンに伝え二人がレコードをかけて流れます

実際「セプテンバーソング」は1950年に製作されたこの映画のためにつくられた曲ではなく1938年にブロードウェイのミュージカル『ニッカボッカーホリディ』の挿入歌の一つになります

『ニッカボッカー・ホリデー』(KNICKERBOCKER HRLIDAY)
作曲 クルト・ワイル
作詞・脚本 マクスウェル・アンダーソン
演出 ジョシュア・ローガン
振付 カール・ランドール エドウィン・デンビー
曲 「北以外に行く所はない」(There,s Nowhere to Go but Up)
  「決してあなたじゃない」(It Never Was You)
   「アメリカ人ってどんな人?」(How Can You Tell an American?)
  「セプテンバー・ソング」(September Song)
  「心の傷」(The Scar」
出演 ウォルター・ヒューストン レイ・ミドルトン ジーン・マデン  リチャード・コールマー ロバート・ラウンズヴィル 
    ハワード・フリーマン クラレンス・ノードストローム
ニューヨークのエセルバリモア劇場(ドリュー・バリモアの大叔母になる女優さんの名前が付けられた劇場です)で1938年に初演され168回上演されています

脚本・作詞を担当したのはマクスウェル・アンダーソン。
劇作家としてピューリッツァー賞も受賞しています。
様々な小説や戯曲などを発表しているようですが『西部戦線異状なし』や『雨』の脚本や『キー・ラーゴ』の原作など映画関係の仕事も多い人です。
作曲はベルトルト・プレヒトとの「三文オペラ」で有名なクルト・ワイル。
この当時、彼はナチスドイツから亡命しておりこの『ニッカボッカー・ホリデー』がアメリカでの2作目の作品になるようです。
『セプテンバーソング』はこの二人のコンビ作品になります
(マクスウエル・アンダーソンとクルト・ワイルは別に取り上げれたら…と思っています)

「ブロードェイミュージカル」(スターン・グリーン著・ヤマハ出版)によりますとこの作品はミュージカルとしては初めて歴史的題材を使ってそのなかに現代社会に対する視点を表現した作品だそうです
1647年のニューアルステルダムを舞台に新しく就任した独裁的な提督と政府の干渉に意義を唱え自由を愛したアメリカ人ブロム・ブレッグの争いを描いた作品だそうです
民主主義と全体主義の対立を軸に脚本のアンダーソンは独裁的な提督に1938年当時のアメリカ大統領ルーズベルトも重ねて批判的に描いているようです。
ブロードウェイのミュージカルといっても『西部戦線異状なし』の脚本を担当したマクスウエルとプレヒトとコンビを組んでいたワイルの作品なので社会風刺・メッセージを含んだ作品だったようです

ただ提督を演じたウォルター・ヒューストンが持ち味を出して提督を愛すべき人物として魅力的に演じたため風刺性は薄れた傾向があったそうです。
これはなんとなく判る気はします。
ウォルター・ヒューストンは私は息子のジョン・ヒューストンが監督した『黄金』しか観たことはありませんがとても魅力的な俳優さんです。
よくあることですが作り手の意図を超えたものが出ていたのかも知れませんね
特に老いて行く身の上をヒューストンが歌った『セプテンバーソング』は観客の共感を集めたそうです。
ヒューストンはこの作品が生涯唯一のブロードウェイミュージカル出演の作品になるそうです。
『旅愁』の中のレコードで流れた『セプテンバーソング』はこのウォルター・ヒューストンの歌声になります。

演出を後に「ピクニック」や「バス停留所』、『南太平洋』などいろいろな映画の監督を担当したジョシュア・ローガンが担当ているのも注目したいです。

なお日本未公開ですが『ニッカボッカーホりディ』は1944年に映画化されています
ネルソン・エディーとチャールズ・コバーンが主演で監督はハリー・ジョー・ブラウンという人です。
映画の中でも「セプテンバーソング」が使われたのはよくわかりませんが出演作を観たことはありませんが『ローズマリィ』などで知られるネルソン・エディーが主演なので歌っているのではないかと思いますがよくわかりません。
なお映画で音楽はワイルの曲は使っていると思いますがエルンスト・ルビッチの映画『ニノチカ』、『桃色の店』などを手がけているウェルナー・R・ハイマンが担当しているようです。

参考『ブロードウェイミュージカル』(スタンリー・グリーン著、青井陽治訳 ヤマハ出版)、ウイッキペディア他
『セプテンバーソング』
『セプテンバーソング』

10月になってしまいひと月遅れてしまいましたが大好きな曲になります。
この曲を知ったのは大学一年のときにリバイバルで観たアメリカ映画『旅愁』のなかででした。
『旅愁』はドイツ出身のウィリアム・ディターレが監督しジョセフ・コットンとジョーン・フォンテーンが主演したイタリアが舞台の恋愛映画になります。
大好きで忘れられない映画です。


若い頃のデートは
待つのにすら胸踊り
相手にされなくても
落ちこんだりもせず
涙を流し、求愛を続けた
彼女が僕を気に入る頃
彼女がなびいた時には
長い時間が流れていた

5月から12月へと
日の経つのは早く
9月になる頃には
秋の寂しさは葉を燃やし始め
もう待つのを楽しんでいる時間はない

9月から11月へ
この貴重な時間を君と過ごしたい
この貴重な時間を君と過ごそう

ワインは時間と共に熟成されていく
9月から11月へ
熟成したワインの時間を君と共有したい
熟成したワインの時間を君と共有しよう *1

映画のなかで『セプテンバーソング』はラストで演奏されるもう一つのテーマ曲といってもよいラフマニノフのピアノ協奏曲とともにとても効果的に使われ深く心に残ります。

特に映画が始まってわりとすぐに主人公二人が偶然隣り合わせた飛行機のトラブルの合間に訪れたナポリのレストランで『セプテンバーソング』の曲が流れるシーンは印象的です。
音楽が流れる中二人の表情が映し出されこれからの二人の恋の進展と、そしていつかは訪れるこの恋の結末を暗示させ深い余韻を残します。


『セプテンバーソング』この曲自体が異性に抱く愛の感情を、人生そのものを、秋になり誰もが抱く人恋しさ…などに様々な感情を季節に例えて歌っているようでもあり…この曲を聴く人それぞれが現在の境遇でいろいろな事を思い浮かべることが出来る名曲だと思います。

私事ですがこの9月はこの曲のことをよく考えていました。
妻の告別式でエレクトーンで最後にこの曲を演奏していただきました。
もう少し『セプテンバーソング』や『旅愁』に関係する事柄を書いていけたら…と思っています

*1『セプテンバーソング』の日本語の歌詞はいろいろあるようです。この日本語の歌詞はDVDの字幕スーパーを書き写しています
妻のこと,ブログのこと
妻のこと,ブログのこと

9月24日に妻が他界しました
昨年の9月26日に入院してちょうど1年あまりの闘病生活でした。
いつかはこうなることと覚悟はしていたつもりでしたが9月のはじめのころまでは割と元気だったので来年、再来年…とこの状態が続けばと思っていたのでいまだに信じられません。
仕事、家のことと不平も言わずに遅くまで働いてくれた妻には感謝の気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
いろいろ考えたり思ったりすることがありなかなか気持ちを整理することは難しいと実感しています。

ブログでは極力、政治的なこと、仕事や家庭のことは書かないようにしているのですが私はパソコンなど機械に弱くてこのブログを設定してくれたのは妻でした。
このブログがあるのは妻のおかげです。
私はただ文章を書くのと写真を撮りに行くだけでした。
バス停の写真や船、神社・建物など『佐世保ところどころ』のコーナーに掲載していた写真は私が撮ってきたデジカメの写真を妻にパソコンに入れてもらっていました
二人の共同作業でした。

家でも仕事でもブログでも妻の存在はあまりにも大きな存在だったのでこれから先、いろいろなことがどうなるか、どうしたらいいのか正直わかりませんがドラマや映画やバスのこと、佐世保のこととかこのブログはできるだけ続けて書いていけたら…と思ってはいます。
更新等が遅くなったりすることがますます増えることと思いますが今後もよろしくお願いいたします