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和田誠さん
和田誠さん

イラストレーターなどいろいろな分野で幅広く活躍されていた和田誠さんが10月7日に亡くなりました。
週刊文春の表紙がアンコール企画になっていたので体調を崩されているのかなと思っていたのですがまさか亡くなるとは思っていなくて本当に残念です。

週刊文春の表紙は勿論ですが星新一さんの本も和田誠さんのイラストしか考えられないし、ドリス・ディの曲と共に始まるサワコの朝のオープニングタイトルでもおなじみの人でしたが私にとっては和田さんの対談やイラスト、エッセイなど多くの本を通して映画の楽しさ、面白さ教えてくれた人でした。
そういう人は多いんじゃないかと思います

なかでも映画評論家の山田宏一さんとの対談集『たかが映画じゃないか』は中学の頃から何回も何回も繰り返し読んだ本でした。
山田さんとの『ヒッチコックに進路を取れ』も何回も読んだ本です。
ビリー・ワイルダーの映画も対談ししたいと書かれていましたが実現しなくて残念です。
ワイルダーだけでなくエメリック・プレスバーガー&マイケル・パウエルの映画とか他の監督の作品とかもっといろいろ対談してほしかったです
山田さんの本は和田さんのイラストが使われることが多く多くの本が二人の共著みたいな印象があります。
山田さんとの対談も含まれている『映画に乾杯』や三谷幸喜さんとの対談も楽しかったし川本さん、瀬戸川さんとの本も素晴らしかった。、
『シネマッドカクテルパーティー』をはじめとする和田さんの映画のエッセイとかたくさん読みました

和田さんの監督作品も映画が好きな人が作った映画!という感じの映画ばかりで『怪盗ルビイ』をはじめ好きでした。
新しい映画の監督作がずっと観たいと思っていましたがそれは叶いませんでしたね。

先日放送された『サワコの朝』は三谷さん、大竹しのぶさん、南伸坊さんが出演された和田さんの追悼番組でしたがみんな和田さんのことが好きだったのだなあと感動しました。文春もサワコの朝も三谷さんのエッセイもこれからも和田さんのイラストが使われるそうです。
本業のデザインや詳しかったジャズななどのことなどはわかりませんが本当にいろいろな方面に足跡を残した人でした。
もう新しい映画作品、イラスト、エッセイ、対談がないと思うと残念です。
ご冥福をお祈りします







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アンナ カリーナ
アンナ カリーナ

アンア・カリーナが12月14日に亡くなりました。79歳でした。
映画監督には尊敬する人、大好きな人、気になる人など私にとっていろいろな存在の人がいるけれどフランソワ・トリュフォーとジャン=リュック・ゴダールは今でも特別な存在です。

そのゴダールの映画の60年代の映画にヒロインとして主演していたアンナ・カリーナも特別な女優さんでした。
アンア・カリーナのことは映画評論家の山田宏一さんの『友よ映画よ〈わがヌーヴェルヴァーグ誌〉』を読んで知りました。

「友よ映画よ」の最初の3章「アンナ・カリーナに恋をした」、「アンデルセンのおとぎの国の少女」(カリーナはデンマークの出身)、「アルファヴィルのほうへ」(彼女が主演したゴダール映画の一つ)はゴダールとカリーナのことを中心に書かれていて私は当時、彼女が出演する映画は観ていませんでしたがこの本を読んでファンになりました。
(週刊新潮の今週号の墓碑銘は『アンナ・カリーナ』で山田さんへも取材されていました。)

彼女の映画で最初に観たのは高校の時でビデオでロジェ・ヴァディム監督の『輪舞」。
ゴダールの映画で最初にみたのはやはり高校のときで『女と男のいる舗道』。
この映画は今でも観ているゴダールの映画で、アンナ・カリーナの映画の中で一番好きな映画です
ゴダール=カリーナの映画『小さな兵隊』、『女は女である』、『女と男のいる舗道』、『はなればなれに』、『アルファヴィル』、『気狂いピエロ』、『メイド・イン・USA』、オムニバス映画『愛すべき女・女たち』 の『未来展望』しかないないんですね。
私は『はなればなれに』と『未来展望』は観ていないのですがなんかもっと二人の作品はあるような気がします。

フィルモグラフィ―をみると彼女の出演作はそんなに多くないようです。
私は他には『修道女』と『怪奇と幻想の島』、ジョナサン・ダミの『シャレード』しか観ていません。
ゴダールの映画のファンでアンア・カリーナ主演の映画を撮るのが夢だったというトニー・リチャードソン監督の『悪魔のような恋人』や一部の出演者とうまくいかず撮影が大変だったとインタビューで監督のジョージ・キューカーが答えていた『アレクサンドリア物語』、今年の9月にデジタルマスター版が公開された『アンナ』とか今年亡くなったマリーラフォレと共演した『国境は燃えている』、『修道女』のジャック・リヴェットの『パリでかくれんぼ』とかは彼女の映画は全部観たいなあと思います。

ゴダールは今も現役で映画を撮り続けています。
ただアンナ・カリーナが亡くなったことで二人の映画が作られることは永遠に亡くなってしまいました
昨年、来日したことが話題になってまだ元気で活躍されていると思っていただけに残念です。
ご冥福をお祈りします



※『友よ映画よ 〈わがヌーヴェルヴァーグ誌〉』(話の話集)、『ジョージ・キューカー、映画を語る』(国書刊行会)参考にしました



マリー・ラフォレ
マリー・ラフォレ

フランスの女優マリーラフォレが11月2日に亡くなりました。80歳でした。
デビュー作が有名な『太陽がいっぱい』。
この映画のヒロインとして記憶に残っている女優さんです。
『太陽がいっぱい』はマリー・ラフォレにとってはもちろんですがアラン・ドロンとモーリス・ロネの代表作でもあると思います。
欲望、嫉妬、愛情など人間の様々な複雑な感情を描いた作品でサスペンス映画、青春映画、恋愛映画でもあり今見ても古さを感じない映画だと思います。
ニーノ・ロータの音楽も有名で映画を観ていない人でも一度は耳にしたことがある曲だと思います。

マリーラフォレは私は『太陽がいっぱい』しか観ていないと思っていましたがソフィー・マルソー主演の『恋にくちづけ』にベルモンドの妻役で出演していたのですね。すっかり忘れていてました。
この映画の監督のジョルジュ・ロートネルの映画や少し意外でしたがベルモンドとの共演作も多いようです

最初の結婚相手が監督のジャン=ガブリエル・アルビココで彼が監督した『金色の眼の女』に出演しています。
クロード・シャブロルの『ジャガーの眼』にも出演していますし確かに眼が印象的な女優さんです。
先日亡くなったアンア・カリーナも出演していた『国境は燃えている』もありますしこのあたりの映画は観てみたい映画です。

舞台でもまたシャンソン歌手として有名でも活躍していたそうです。
ご冥福をお祈りします

スー・リオン
スー・リオン

アメリカの女優さん、スー・リオンが12月26日に亡くなりました。73歳でした
私が観ている映画は『ロリータ』、『イグアナの夜』、『荒野の女たち』、の3本で彼女のフィルモグラフィ―をみるとこの3本が映画のデビュー作、2作目、3作目となるようです。
それぞれスタンリー・キューブリック、ジョン・ヒューストン、ジョン・フォードと有名な監督の作品ですがそれぞれその監督の作品のなかでは今ではあまり知られていないマイナーな作品だと思います。
『ロリータ』は有名なキューブリックの映画で彼の作品としては『スパルタカス』と『博士の異常な愛情』の間の作品になります。
ナボコフの原作は読んでなくて映画も私は大学時代に一度観ただけです。題名から刺激的な作品と想像していましたが白黒映画でそういう描写はなくて長い映画であまり印象に残っていません。スー・リオンも多分タイプではではなくてあまり印象に残っていません。
キューブリックは『2001年』より前の作品ですし1960年代前半ということもあり考えていたことができず不満があったかもしれません。その後キューブリックはいろいろな映画を作っていますが『ロリータ』への不満から最後の作品『アイズワイドシャット』が生まれたのかもしれません。
1962年の映画なのですね。私はなんとなく1960年代後半の映画と思っていてちょっとびっくりしました。
ヒロイン(ドロレス)の愛称ロリータは今は言葉としてロリコン(ロリータコンプレックス)とかごく普通に使われていますがこの映画のことは忘れらていると思います。

『荒野の女たち』もジョン・フォードの映画なんですがジョン・フォードの映画とは思えないような映画で今観ると絶対違う印象とは思いますが当時はかなり違和感があり面食らいました。
西部劇ではなく中国が舞台だし何かにスタンバーグが撮ったような映画と書いてありましたが今思うと本当にそんな感じがする不思議な映画です。ジョン・フォードの遺作になるそうですがあまり知られていないと思います

『イグアナの夜』はテネシー・ウィリアムズ原作の映画でデボラ・カー、エヴァ・ガードナー、リチャード・バートン主演の映画です。
ヒューストンは『黄金』とか野望とその挫折をテーマにした作品が多くて魅力的な作品が多いのですが有名な原作者の作家に脚本を依頼したり、映画したりとかいろいろな作品があります。『イグアナの夜』はウィリアムズらしい映画で人間の内面が徐々にさらけ出されえぐり出されるような映画で好き嫌いは分かれるかもしれませんが私は好きな映画です

4度の結婚と私生活は波乱万丈だったようで殺人罪で服役中の男性と結婚したりして女優としての経歴は1980年の作品が最後の作品になったようです。
私が観ている作品は一般的ではないかもしれませんが映画史には残っていく作品だと思います。
ご冥福をお祈りします


ルグランとレイ
ルグランとレイ

NHKのFMでは休日とかに『今日は一日○○三昧』という企画が放送されていていつも買い物にいくため車の運転をしているときに初めて気づいてほんの一部分ですがですが何度か聞くことができています。
午後0時15分から9時までの長丁場の番組でこれまでもケルト音楽三昧、松本隆三昧,井上陽水三昧(清水ミチコの話は面白かった)…とか興味あったり好きな特集を部分的にですが聴くことができたりしました。

昨日は『今日は一日映画音楽三昧』という特集が放送されていてラジオつけたときは浜田高志さんをゲストに迎えてちょうど昨年亡くなったフランシス・レイと今年亡くなったミシェル・ルグランの特集を1時間以上放送していました。
浜田さんは映画評論家の山田宏一さんとミシェル・ルグランとその盟友のジャック・ドゥミ監督の本を書かれたりしていてルグランと家族ぐるみでの親交があったことは知っていましたがフランシス・レイとも親しくされていたそうでこの特集は最高に素晴らしくて面白かったです。
私は日曜日の夕方には買い物に行っていてこの時間は「NISSAN あ、安部礼司 ~ BEYOND THE AVERAGE ~」が大好きでいつも聴いているのですがこのときは残念ながら聴けなかったです

レイはひきこもりタイプでとてもシャイな人、ルグランは自分にも相手にも厳しい人で瞬間湯沸かし器と怖がられていたけど親しくなると本当に素晴らしい人…と親しく接してこられた人ならではのいろいろなエピソードを話されて興味深かったです。
クロード・ルルーシュ監督の『愛と哀しみのボレロ』はミシェル・ルグランとフランシス・レイとの共同作品なのですがどういうふうに二人で音楽を担当したのかよくわからなかったのですがその一端も少し知ることができました。

レイは以前このウログにも書きましたが『男と女』の特集がBSで放送されたときにインタビューに答えていてとてもソフトで穏やか人の印象がありましたがそのままの人だったのかもしれません。
ルグランは『題名のない音楽会』に出演していて怖い感じは全くなくて話好きの面白いおじさんの印象でした。
番組の中で羽田健太郎さんとピアノを一緒に演奏されましたが羽田さんがルグランをとても尊敬されているのが画面から伝わってきて二人の演奏は素晴らしくて感動的な番組になっていたのを覚えています。

選曲も良かったし二人とも亡くなる直前まで現役として音楽活動を続けていて最後の作品がフランシス・レイがクロード・ルルーシュ監督の『男と女 人生最良の日々』(来年公開予定だそうです)、ルグランがジャック・ドゥミ監督との『ロバと王女』の舞台化の音楽を担当していて映画はオーソン・ウェルズ!の未完作『風の向こう側』がピーター・ボクダノビッチとかの力でなんとか完成しその音楽を生前オーソン・ウェルズから頼まれていたとのことで音楽を担当しているそうです。
二人ともルルーシュ、ドゥミと盟友の作品を最後に担当していたのが嬉しいですし胸が熱くなりました。
オーソン・ウェルズの映画を担当したというのもピーター・ボクダノビッチのことも含めて嬉しかったです。

二人は2か月違いの同い年でともに相手を尊敬していたそうです。二人が一緒に写った写真は一枚だけあるそうです。
楽しく贅沢な時間を過ごせました。
また浜田さんの話を聞きたいですし、その話を聞き出した坂本朋彦さんの司会も素晴らしかったです。(とても映画、音楽に詳しくてびっくりしました)。ゲストMCとして出演されていた矢口清治さん、栗山和樹さんの話も少ししか聞けなくて残念だったけれど楽しかったです。全部聞きたかったです。楽しい時間をありがとうございました。